院内紹介
受付
OPUで回収した卵子を顕微鏡で詳しく検査したり、体外受精や受精卵の凍結保存を行う部屋
現場で採取した血液や糞便などを詳しく検査して病態解明に努め、EBM(Evidence-Based Medicine:根拠に基づいた医療)により少しでも的確な診断が出来るようにデータ構築を行っています。
逸脱系酵素(ASTやGGTなど)、タンパク質系(TPやAlbなど)、代謝系(T-choやGluなど)、ミネラル(CaやNa、P、Mgなど)など血液中の成分を分析し、病態を把握します。
白血球数とその内訳(リンパ球、単球、好中球、好酸球、好塩基球)を分析し、また赤血球やヘモグロビン値、ヘマトクリット値などを詳しく検査することで、感染症をはじめとした病態把握に努めます。異常値が出た場合は、血液塗抹により顕微鏡で詳しく観察しています。
持ち運びが可能な血液検査機器。血液ガスを測定することで下痢子牛のアシドーシスの程度を評価したり、腎機能や血糖値、Na、K、Cl、Caなどを現場で即座に判定し、病態に応じた加療(点滴など)が出来るようにしています。
レーザーアシストハッチング一式
受精卵の透明帯をレーザー光線によって開孔します(レーザーアシストハッチング:LAH)。透明帯を開孔することにより受精卵が殻から孵化しやすくなり、受胎率が向上します。不妊治療を専門とした産婦人科でも同じ機械が使用されています。化学薬品を使ったり細い針で開孔する方法もありますが、LAHが受精卵への負荷が少ないです。